非磁性環境においてコンタクトプローブの材質変更による品質向上のポイント
非磁性環境で使用するコンタクトプローブの構成部品において、プランジャーとバレルに対してニッケルめっきと金めっきが使用される場合、ニッケルめっきが磁性を持つため使用できません。同様に、スプリングの材質にピアノ線を使用する場合もピアノ線は磁性を持つため、使用できません。
非磁性環境で使用するコンタクトプローブの構成部品において、非磁性環境における表面処理や材質の機能の変化を知っておくことがコストダウンのポイントとなります。プランジャーとバレルのめっきをニッケルめっきから銅めっきに変更し、スプリングの材質をピアノ線から特殊ステンレスに材質変更を行うことで、非磁性環境で使用することが可能となります。