穴口元のテーパー形状において形状変更によるコストダウンのポイント
穴口元のテーパー形状の加工において、上記のような任意の角度の場合、市販の工具で簡単に切削することは困難です。このような角度をマシニングセンタで加工するためには、治具を用いるか、オーダーメイドの工具を用いて加工をする必要があります。その結果、特殊な工具を購入する費用が上乗せされるため加工コストが高くなる要因となります。
穴口元にテーパー形状の加工において、上図のような任意の角度の場合、市販の工具で簡単に切除することは困難です。角度の種類を知っておくことがコストダウンのポイントとなります。部品の機構上、テーパー形状の角度が30°,60 ° ,90 °,120°でも問題がない場合は、角度をこの4種のいずれかに設計変更をすることで、市販の工具で要求条件を満たすことができるので、工具の費用を抑えることができ、コストダウンにつながります。